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子どもの得意を伸ばす3つのステップ「見つける」「分け合う」「提供する」

更新日:2023年8月29日



「好きこそ物の上手なれ」という言葉があるように、好きなことっていくらでもやっていられるし、どんどん上達していくもの。


子どもに対しても、その子の得意なこと、好きなこと、熱中していること等はどんどんやらせてあげて、その子の一生の財産にしてあげたいですよね。


そこで今回は、我が家の小6の娘の得意なこと、そしてそれを広げていっている姿をご紹介したいと思います。

【見つける】我が家の娘ちゃんはこんなことが得意です!

小学6年になった娘ちゃん。彼女はすごく手先が器用で、何かの物を作ったり、何かのマネをして絵を描いたりすることがとても得意です。気がつくと、ずっとチクチク縫い物をしていたり、ずっと折り紙をしていたり、ビーズアクセサリーを作っていたり、と日頃からそんな感じ。


小さい頃はアイロンビーズをよく作っていました。出かけ先て体験したのをきっかけに、下絵に合わせて色ビーズを並べて形を作っていくというアイロンビーズにはまっていきました。



( ↑ これ、結構根気がいるんですよね!でも楽しそうに、集中して作っていました!)


また、私の母(娘ちゃんのおばあちゃん)が元々洋裁を仕事にしていた人なので、小物作りが上手だったのもあり、実家に帰省した時には一緒になってビーズ飾りを作っていました。そして母にとってはかわいい孫!100円ショップなどでたくさんグッズや材料を買ってもらっていましたね。気づけば自宅に帰ってからも、一人で黙々ビーズアクセサリー作りをしていました。↓



そしてミシンも私が使っていると「やりたい!」と言ってやり出し、いろいろなものを縫うことも覚えていきました。いろいろな作ってみたい!が出てくるので、手芸用品屋さんに行って手作りバックのキッドを買ってきて作ったり、↓



↓ 私が「財布が欲しから作って!」とお願いしたら、YouTubeで作り方を調べながら作ってくれたり、



とにかく器用なんです!


その後も、ちょうど小5の始まりくらいの時だったかな、学校が突然の長期休校になったのをきっかけに、YouTubeを見る機会が増えていった我が家。娘ちゃんは、気づいたら、折り紙のYouTubeチャンネルをよく見るようになっていました。


それで黙々と作っていたのは、鬼滅の刃のキャラクターの折り紙! その当時、我が家はみんな「鬼滅の刃」を知らなかったのです。(^^ゞ(そのあとになり、めちゃめちゃハマりましたが。笑) 当時の娘ちゃんの中でも、なんだか流行っていてクラスのみんなが大好きなんだよね!という興味だけだったようです。その興味津々のキャラクターの折り方動画を見つけ、おもしろそうだから作ってみた!といった様子でした。


それが、その後、すごく広がっていったのです!

【分け合う】得意なことで誰かを喜ばせられる体験

5年生の時の学級担任の先生が上手な方で、クラスで係の仕事とは別に、みんなでそれぞれに好きな会社を作ろう!といった仕事の割り振りもしていたそうなんです!


そこで、お笑い会社(毎日朝の会等で漫才をするグループ)ができたり、バースデー会社(クラスメイトの誕生日にインタビューしたりしてお祝いするグループ)ができたり、ランキング会社(いろいろな項目に関しアンケート調査をして調べた結果を貼り出すグループ)ができたりと、クラスメイト達はそれぞれに得意なことでクラスのみんなを喜ばせることができる!という環境を与えてもらっていました。


我が家の娘ちゃんは、プレゼント会社(何かの時に景品を作るグループ)になったらしく、いろいろと作った折り紙を持って行くようになったのです。


そこで大人気だったのが、↑の鬼滅キャラ折り紙!


何かの景品でプレゼントしたら、クラスのみんなが欲しがるようになり、個別に注文を受けるようにまでなったのだとか!そして注文も殺到するようになっていったというのです!


そこで私、ちょっと提言してみました。


「材料費もかかってるんだし、労力だってかけているんだから、なんでもかんでもタダでやってあげない方がいいんじゃないの?」と。


そしたら娘ちゃん、そうかぁ。と考えました。


そして、「じゃあ、必要な折り紙を持ってきてくれた人に作ってあげるようにする!」と、自分なりの負担にならない方法を考えついたのです。


そんなふうにして、たくさんクラスメイトに作ってあげていた鬼滅キャラ折り紙!


最終的には、クラスの掲示板にも提示してもらっていたそうです。↓



「自分の得意なことでクラスメイトを喜ばせることができる」って、とてもいい経験になるし、嬉しいし、自分に自信がつくようにもなりますよね。そんな機会を作ってくれた担任の先生に本当に感謝しています。

【提供する】得意なことを売ってみる体験もいい

そして、それを売ってみる!という経験もできたのです!


私が、たまたま、知り合いのお店でやるオーガニックマルシェに出店(ごはんとみそ汁の販売)することになった時、「横で折り紙売ってみたらいいんじゃない!?丁度、釜戸ごはんを出そうと思っていたから「竈門炭治郎・禰豆子の折り紙」とか いいんじゃない!?」という流れになって、そういった場をつくることが叶いました。


まずは値段設定から。材料費がいくらかかっているかを計算してもらいました。そして、


〔設定した値段〕-〔材料費〕


が、自分の儲けになるんだよ。と教えました。そして、買う方の気持ちにもなるとあまり高すぎても売れないから、その辺も考えて値段を決めるといいよ。ということも教えました。


そして値段を決めたら、今度は、何個ぐらい作ったらいいかな?何のキャラを作ったらいいかな?となります。


最初は、主なキャラの炭治郎・禰豆子・善逸・しのぶ辺りを何個かずつ作ろうかと話していたのですが、結局どうしたらいいかわからくなったようで、最終的には「いろんなキャラを一つずつ作る!」となり、合計で15キャラくらい作っていたかな。


いつも一緒に遊んでいるサークルのお友達には、「サークルメンバー限定!事前注文制!」と告知して、好きなキャラを言ってくれればそれで作るよ!という形もとってみたり。


そしてマルシェ当日。やっぱり鬼滅人気はすごいですね!「売れるかなぁ。」なんて思っていた不安なんて吹き飛ばしてしまうくらい、どんどん売れてすぐに完売となりました!


ただ、いろんなキャラを一つずつしか作らなかったので、「自分の好きなキャラが売れちゃってたから残念・・」と買わなかった子もいて、「じゃあ、あとで作って届けようか!」となったり、また別の出店仲間さんが「(今日は来ていないけど)きっと子どもが欲しがりそう!」と言っていたので、「じゃあ、帰って確認してもらって何がいいか教えてくれれば、あとで作って届けますよ!」となったり、なんと、注文まで受けてマルシェを終了することになったのです!


( ↑ 注文を受けて作ったもの )


すごいですよね!!(・∀・)

まとめ

自分の得意なことや好きなこと。


娘ちゃんのそれは、


最初は家族や身内を喜ばせていたものだったのが、


担任の先生のクラス運営の上手さにより、

→クラスメイトを喜ばせることができる経験へと発展し、


また、たまたまそれを売る機会も作れたことにより、

→相手に喜んでもらうことをして対価をいただくという経験にまで発展していったのです。


私は親として、娘ちゃんのこんな一連の経験を見ていて、「きっとこの子は、将来的にも、自分の得意なことを仕事として活かし、誰かを喜ばせることができるようになっていくんだろうなぁ。」と感じ、根底にどこか安心感をもって彼女に目線を送ることができるようになりました。


なのでぜひ、「お子さんの得意」を見つけたのなら、それを大事にしていってあげてください。そしてまずは家族や身内から、それを喜んであげてください。するとそこから発展していくものが自然と出てくるのではないかと思います。子どもたちの得意一つ一つに幸あれ!

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