令和3年、11月28日ー29日
「明日の朝-1℃なんだって!」
「霜が降りるのは3℃くらいからなんだって!」
「じゃがいも掘らなきゃダメになっちゃう!!」
と、スパイス収穫の日の夜に気づいたとー君。
さぁ、大変だ!
夜、1本だけ掘ってみる!
スパイス収穫の日の夜、「霜が降りる前に収穫しなきゃいけないからって今日スパイス収穫したんだって。」という話になると、
じゃがいもも霜が降りる前に収穫するように言われていることとリンクし、「じゃがいも掘らなきゃダメになっちゃう!」と気づいたとー君。「今、掘る!」と1本だけ掘ってみたんだ。
すると、1つの茎に実っているのは2個だけ。
私の見解、土寄せが充分じゃなくてあんまり実らなかったんじゃないかな、と思う。
じゃがいもの生長の経過
じつはね、さかのぼること1カ月ちょい前
あまりにも茎が伸びすぎている状態に、じゃがいも種を譲ってくれた自然栽培農家のUさんが、「土寄せした?」と声をかけてくれたんだ。
あ、してない。。
と、慌てて土寄せ。
でも、「茎を10cmくらい残して土を被せる。」って本に書いてあったんだけど、あまりにも茎が伸びていて、何十㎝も茎が残る感じでしか土を寄せられないでいたんだ。
で、2週間くらい前。
「葉っぱが黄色くなるのも収穫の目安。」と習っていたので、葉っぱが黄色くなった!掘ってみよう!と掘ってみてはいたんだよ。
でもね、この時も、1株に数個しか実がついていない‥と、まだかな。と様子を見ていた。
そして、今日の、スパイス収穫後の夜だった。
土寄せが足りかなったんだろう。と気づいていく
私の見解をとー君に伝えていくと、とー君自身もその見解がしっくりきたみたいで、こんな絵を描いて理解していったんだ。↓
そして決めた。これ以上待っても変わらないと思うし、いつ霜が降りるかわからない状況だから、明日の下校後全部掘るって。
「(今日スパイスの収穫で集まっていたから、)今日の帰りにみんなに寄ってもらえばよかったね。」
「でもみんな慌ただしく帰る感じだから仕方なかった。」
「土寄せって大事なんだな。」
とーくんが実体験しているいろいろな部分を感じていく私。
個人的に、そういう子どもの学びを見ているのは、楽しいし面白い!
「自分事にする」
失敗も貴重な体験ですね。
次の日、みんなでじゃがいも掘り
「明日の下校後に、じゃがいも収穫するよ!」と声をかけると、せい君よう君親子と、あーちゃん親子が駆けつけてくれたよ。
そしてみんなでワイワイじゃがいも掘り
掘れたじゃがいも ↓
たくさんは採れなかった。でも、6個だったじゃがいも種が20個の実をつけたんだよ。それだけ「で十分嬉しかったんだ。
そして、Tちゃん(あーちゃんママ)はこうも言ってくれたんだ。
「昨日、みんなが、あーちゃんが育てたスパイスの収穫のために自分の家に来てくれたから、今日、とー君の育てたじゃがいもの収穫に、自分も行きたい!って、率先した気持ちで来れたんだよ。自分事になってきているよ、ありがとう。」と。
それぞれの親子のペース、それぞれの親子の感じ方。
じゃがいもさん、たくさんの学びをありがとう。
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